2021.1.27 |
会員ページに2021年1月12日開催の第10回ミーティング議事録をアップしました |
2020.11.5 |
第1回「実践 中小企業向け AM活用術」セミナーを開催いたしました |
2020.10.18 |
会員ページに2020年9月25日開催の第六回 議事録をアップしました |
2020.7.16 |
当サイトのドメインを変更しました https://www.amconso.com |
2020.7.15 |
[型技術8月号] の特集は「型づくりと金属AM(付加製造)の最新動向」です 当サイトメンバー協力の元 寄稿しました「付加造形でより実践的な製造ラインへの導入を考える」をぜひお読みください |
2020.7.9 |
石川県工業試験場 青色レーザー肉盛積層装置 初導入 [日刊工業新聞] |
2020.7.1 |
従来比6倍速で銅コーティング可能な青色半導体レーザー複合加工機を開発 |
2020年8月7日
注目される新しい製造技術
AM(Additive Manufacturing:付加加工)技術は,ラティス構造体や内部に三次元配管を配置した金型など,除去型加工を主体とする従来の方法では実現不可能な製品を製造でき,これまでの「ものづくり」を変革する技術として産業界から大きく注目されています。そのため開発競争が激しく,新技術が次々に出現する中において多くのセミナーや展示会が日々開催されています。
進まない普及
一方,製造業におけるAM技術の普及については,注目度が高い割には思いのほか進んでいないのが現状です。未だ発展途上の技術であることに加え,装置が極めて高価であることなどがその原因です。そのため,AM技術を実際の事業に実用化できているのは,高い製品設計力と製造技術,装置導入を進めるために必要な経営資源を持った一部の世界的大企業に限られています。(残念ながら,こうした事例はほとんどの中小企業に当てはまらないのが現状です。)
高付加価値の創出
多くの可能性を持ったAM技術を一過性のブームに終わらせないためには,中小企業であっても容易にAM技術を活用でき,事業に繋げられることが重要です。それには,大企業の先行事例を後追いするのではなく,中小企業自身が既に有する高い製造技術と融合することこそが有効であると考えます。AM技術のみで製品製造を完了するのではなく,従来製法の製品にAM技術によって形状や機能を追加し,これまでの製品価値に新しい価値を付加すること(高付加価値製品の創出)だと考えます。そして,その実現には,種々存在するAM技術に対する目利き力の獲得と,低価格装置であってもAM技術の特徴を活かすための工夫が必要です。
有志によるコンソーシアム立ち上げ
このため, 装置メーカやソフトメーカ,ツールメーカに加えAMユーザや研究機関の技術者が集い,AM技術に関する最新動向や活用事例などを収集・提案し,相互のAM技術を研鑽し合うコミュニティサイト「AMコンソーシアム」を設立しました。